3. ドル円じり安推移で105円割れ　トランプ大統領は記者会見に現れず(3/11午前)

ドル円じり安推移で105円割れ　トランプ大統領は記者会見に現れず(3/11午前)

１１日午前の東京市場でドル円はじり安推移。

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ドル円じり安推移で105円割れ　トランプ大統領は記者会見に現れず(3/11午前)

ドル円じり安推移で105円割れ　トランプ大統領は記者会見に現れず

１１日午前の東京市場でドル円はじり安推移。朝方は本日発表される予定とされていたトランプ大統領の新型コロナウイルス感染に対する経済対策への期待感からリスク回避姿勢が弱まり、ドル円は１０５円台半ばで取引されていましたが、定刻になってもトランプ大統領が記者会見場に姿を現さなかったことから失望感が広がり円を買い戻す動きとなりました。クドロー国家経済会議委員長は10日近い将来トランプ政権はより詳細な経済対策の内容を明らかにするだろうと述べています。
13:00現在ドル円は104.76レベルでの取引。日経平均株価午前は159円安で終了しています。

トランプ大統領の経済政策については実現性と規模を疑問視する声が出ていましたが、記者会見に現れない事態は想定外、昨日約束した期限までに発表できる形にまとめられなかったことは明らかで、欧米市場の反応が気になるところです。


テクニカルにはドル円は昨晩海外市場で一時105.92まで反発したことで、週明けにあけた「窓」を埋めており、「安心して」下値攻めが可能な状況となっています。経済対策が全く絵に描いた餅とは考えにくいものの、この後海外時間にトランプ大統領が市場を納得させることができずに、このまま株安連鎖が再開した場合には、改めて円の高値を試す動きとなる可能性もあり、警戒が必要です。

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