ドル円:6月2日のファンダメンタル分析
東京市場も昼過ぎまでは落ち着いた動きをしていたのですが、午後2時過ぎにニュースも無い中でドル円が突然値を崩し、109円台半ばまで下押し。途中、短期筋のストップオーダーも巻き込んだ様子で一気に値が飛ぶ展開となりました。その後も戻りは鈍くほぼ円の独歩高状態、NY市場の朝方にはドル円が109.05レベル、ユーロ円も121.90レベルまで水準を切り下げ、その後は米株やWTI原油の買い戻しの動きから引けにかけてはそれぞれ109円台半ば、122円台半ばに戻してのクローズとなりました。
ドル円:6月2日のテクニカル分析
ドル円は、東京後場にまさかの急落。円買いポジションが減っていたことに加え、先週末のイエレン議長講演以降、短期筋はドル買いで動いていた向きも多かった様子で、ストップオーダーと改めて円買いポジションを作り直す向きの動きから、109円ぎりぎりの水準まで下げることとなりました。ただ、明日は米国雇用統計もあり、イベントを前に更なる円高は見込みにくいと考える参加者が多いことから、本日は動きにくそうではありますが、テクニカルには111円台半ばで戻し高値を付けた格好となっていて、油断していると再び円高の動きとなりそうです。本日は、109.80レベルをレジスタンスに、109.10レベルをサポートとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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