ドル円軟調 米経済指標の不冴えと長期金利の低下で(1/24午前)

24日午前の東京市場でドル円は109円台半ばでの推移。

ドル円軟調 米経済指標の不冴えと長期金利の低下で(1/24午前)

ドル円軟調 米経済指標の不冴えと長期金利の低下で

24日午前の東京市場でドル円は109円台半ばでの推移。ドル円は昨晩、新型肺炎拡大への根強い警戒感と米指標の不冴えで109.26の安値をつけましたが、朝方は未明にWHOが新型肺炎に関して現時点では緊急事態宣言を行わないと発表したことを材料に買戻しの動きが先行しました。しかし、米長期金利が東京時間午前に再び低下に転じると109.58を高値にドル円も反落、東京時間正午現在は109.45レベルでの取引です。 日経平均午前はほぼ横ばいの12円安で終了しています。

新型肺炎の感染者、死者の数は拡大を続け中国当局の公表した23日時点の死者は25人に増加していますが、WHOは人から人への感染が中国国内での家族内と医療関係者に限定されていることから、現時点では「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を見送る判断をしています。


テクニカルにはドル円は昨晩の下落で一時21日移動平均線(本日109.39レベル)を下抜けましたが、終値ベースでは値を戻しています。ただ、しばらくサポートとして機能していた109.70-75レベルが逆にレジスタンスになっておりドルの頭は重そうです。

新型肺炎拡大懸念は根強いものの、市場は材料としては消化しつつあり基本的には様子見姿勢、スパイラル的な売りとはなっていません。
昨晩のドル円の下落はむしろ予想外の悪化を見せた景気先行指数による部分が大きく、今後の米国のファンダメンタルズの動向には再度注意が必要です。

ドル円軟調 米経済指標の不冴えと長期金利の低下で

ドル円日足

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