ドル円ドル上昇の決め手に欠き110円手前での小動き(1/16午前)

16日午前の東京市場でドル円は109.90付近での膠着継続。

ドル円ドル上昇の決め手に欠き110円手前での小動き(1/16午前)

ドル円ドル上昇の決め手に欠き110円手前での小動き

16日午前の東京市場でドル円は109.90付近での膠着継続。取引レンジは109.86-99と限られたものの110円にはのせられずに午前の取引を終えています。
昨晩は米中貿易協定の第一弾の合意が両国によって署名されましたが、内容に当初想定以上のものが含まれなかったことから、さらなるリスク選好の動きは限られました。
NYダウは終値ベースでのプラスを維持し史上最高値を更新していますが、ザラバの高値からは100ドル近く反落して終了しています。
これを受けた東京市場でも日経平均株価は午前を34円の小幅高で終了、前日終値付近での取引が続き、一時マイナス圏に沈む局面もありました。

ドル円はドルの高値圏を維持しながらも上値が徐々に切り下がる展開。米中第一弾合意の署名に伴う「セルオンファクト」懸念は一旦回避されたものの、ここから一段のドル買いが進むにはさらなる材料が必要です。
昨晩もクドロー国家経済会議委員長が夏に向けて新たな減税計画の作業を継続していると発言していますが、為替をはじめとする金融市場の反応は限定的なものでした。
一方で昨晩はトランプ大統領の弾劾訴追の決議の上院送付が下院で決まり、正式に弾劾裁判が始まることとなり、経済指標も前日の消費者物価指数に続き生産者物価指数も不冴えに終わるなどドルにとってのネガティブな要因も散見され、市場は一旦材料の整理と仕切り直しに入りそうです。
本日午後は、日経平均がプラス圏を維持し、ドル円が短時間でも110円を回復し、更に上値を伸ばすことができるかや、逆に109.80を割り込む動きがでてくるのかあたりが注目されます。

ドル円ドル上昇の決め手に欠き110円手前での小動き

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