ドル円 イベント控え無風状態(12/6午前)

6日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。取引レンジは108.67-80とほぼ「動き無し」の商状、東京時間正午現在は108.65-70レベルで取引されています。

ドル円 イベント控え無風状態(12/6午前)

ドル円 イベント控え無風状態

6日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。取引レンジは108.67-80とほぼ「動き無し」の商状、東京時間正午現在は108.65-70レベルで取引されています。市場では今晩の雇用統計や、来週以降に並ぶFOMC、英国総選挙、米国の対中追加関税発動期限等の重要イベントを控え、殊更様子見気分が強まっています。日経平均午前は61円高の23,361円で終了、こちらも大きな動きはありません。

昨晩海外時間には、中国商務省が米中通商協議の継続に言及したことから、序盤にはドル買いが先行、ドル円は一時109.00をつけました。しかし、109円台に乗せきれずにすぐに反落、更に米下院議長が大統領弾劾の準備を進めていると発言したことが重しとなり、108.70近辺まで後退してアジア時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は昨晩の下落でテクニカルポイント密集地帯の一番下にあった基準線を下抜けてやや上方向が重くなった印象です。

雇用統計を控え本日午後も大きな動きは期待されていません。
今晩22:30発表の米雇用統計に関しては、非農業部門雇用者数が最近にしては比較的強めの18.3万人増の事前予想となっています。必ずしも相関が強いとは言えないながら、4日発表の民間のADP雇用統計で予想よりかなり低い数字が出ていることもあり、やや警戒が必要な状況となっています。

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