ユーロドルじり安 材料難で小動き継続
27日の東京市場でユーロドルは1.10台前半をじり安推移。昨晩海外市場でもほぼ同レベルで方向感のない取引が続きましたが、終盤にかけてやや上伸し、1.1022の昨日高値圏でアジア市場につなぎました。
しかし、東京時間中は小幅ながらほぼ一方向でユーロが売られる動きとなり、夕刻欧州勢参入後は安値1.1103をつけ、わずかながら一昨日25日の安値を下回っています。
明日の感謝祭の祝日から週末にかけて米市場が実質的に休場となることから各金融市場の動きは一段と鈍くなっています。ユーロドルも値動きは小幅ですが、連日1.1100を試しつつも一度も割り込むことなく推移しており、底堅さが感じられます。ただ、今晩は米指標が盛りだくさんで、強い指標が出た場合には1.1100を試す可能性があり、更に11/14安値1.0989を下回る動きとなれば、ユーロドル下落再開のシナリオも十分描くことのできる立ち位置となっています。
序盤の欧州株価指数先物は米、アジアの続伸を受けおおむね上昇。本日この後は、22:30に米7〜9月期GDP改定値、10月耐久財受注、新規失業保険申請件数、23:45に米国11月シカゴ購買部協会景気指数、24:00個人所得・消費支出、住宅販売保留件数、24:30 週間原油在庫統計 28:00 ベージュブックと重要指標が並びます。
ドル円日足
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