ドル円 午前はわずか15銭幅の小動き
2日午前の東京市場でドル円は小動き終始。午前中の値幅は107.64-79のわずか15銭にとどまり正午現在は107.77レベルでの取引です。
昨晩の海外市場でドル円は序盤に108.47まで上昇したものの、注目された米9月のISM製造業景況指数が2009年6月以来の低水準となったことで急落。107.63まで下げてそのままの水準が現在まで継続しています。指標発表後プラス圏で推移していた米株も下落に転じ、これを受けた午前の日経平均は142円安と冴えません。
前回節目の50を割り込んだISM製造業指数の悪化は想定外で、市場の事前予想は50の回復だったのに対し結果は47.8と前回49.1よりもさらに景況感が悪化していることが観てとれる内容。すでにトランプ大統領は結果を受けて早速FRBとパウエル議長をツイッターで非難、利下げ圧力を強めています。
尚、今朝方北朝鮮は潜水艦発射型の弾道ミサイルを発射、内一発が日本の排他的経済水域に落下しましたが、為替市場は反応していません。
ISM製造業指数の悪化は米経済の先行きへの不安を募らせるものですが、単一の指標へのドル円の80銭強の下落はリアクションとしては相応のもので、いったんは材料消化されたものと考えられます。
テクニカルには昨日90日線をゴールデンクロスしたもののISMに圧され不発に終わった21日移動平均線が、本日107.65近辺で下値を支える形となっていることもドル円を底堅くしています。
今週は週末に雇用統計の発表を控え次第に為替市場の動きが鈍くなっていくことが見込まれる中、本日午後はドル円が21日線レベルを踏みとどまれるか注目されます。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.11.23
来週の為替相場見通し『トランプトレードと円キャリーの組み合わせがドル円を下支え』(11/23朝)
ドル円は、今週前半にかけて、一時153.28まで急落する場面が見られましたが、週末にかけては一転154円台後半へと持ち直す動きとなりました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.22
東京市場のドルは154円台後半で推移、日銀による追加利上げ観測が円安のブレーキ役に(24/11/22)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日本株のしっかりとした推移を材料にじり高の展開となり154円台後半で推移した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.22
ドル円 値動きそのものは激しいが、結果レンジ内か(11/22夕)
東京市場はドルが小高い。やや激しめの乱高下をたどるなか、最終的にドルは高値引け。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2019.10.02
ドル円 ドル高トライは仕切り直し、米経済指標注視(10/2夕)
過去3週間ほど推移する107.00-108.50円というレンジ取引、107円台を中心とした一進一退をたどる可能性もある.
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:上村 和弘
2019.10.02
ドル円見通し 9月19日とのダブルトップ、底上げパターン崩れる急落(10/2)
3か月前後の底打ちサイクルにおいて戻り一巡からの下落期入りという印象も強まるため、8月26日安値104.45円試しへ向かう可能性も強まると思われる。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。