米9月ISM製造業景況指数の予想
(今回発表予想)2019年10月1日10時現在予想
本日、米国9月ISM製造業景況指数(チャートの黒い矢印が今回予想)が発表されます。前回8月は予想を大きく下回る49.1となり、2016年8月以来の50割れとなりました。今回の平均は好悪判断基準の50丁度になっており、レンジは50を挟み約±2ポイントになっています。
既に発表済のマーキット社9月PMI製造業指数は若干改善して51.0になっており、ISMも上振れの可能性はあります。下記チャートを見ると、オレンジ色のマーキット社PMIは上向きになり、青色(ISM)も上向きになっています。但し、トレンドは両方共に下降を辿っており、先行きの製造業には懸念材料です。
尚、マーキット社の改訂値が発表(22時45分)されますが、前回と変わらずの51.0予想になっています。
ISM製造業景況指数とPMI製造業指数
本日(10月1日)ユーロ圏の9月PMI製造業景況指数の改訂値が発表されます。予想は下欄となっており、前回公表済と同じになっています。予想レンジは全般的に上振れですので、もし下振れに改訂されるとユーロには影響が出そうです。
ユーロ圏製造業及び米国PMI製造業景況指数
ユーロドル相場は昨日1.0920〜30米ドルのサポートを3回目トライで下回って終わり、新たなユーロの底値圏模索の流れになっています。
現在のユーロ安トレンドラインは1.08〜1.1040米ドルにあり、当面はこのライン下限を試すレベルにいます。このレンジ内の1.0850〜60米ドルにサポートがあります。上値は1.0950、1.1000〜10米ドルに抵抗線があり、少なくとも前者を越えて終わらないと、短期的なユーロ下落リスクは残したままになります。
(2019年10月1日11:20、1ユーロ=1.0890米ドル、1ドル=108円20銭)
(以上)
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