(表題訂正)ドル円 株価を睨んで106円(×105円)近辺でのもみ合い(9/4午前)

4日午前の東京市場でドル円は106円をはさんで方向感無く推移。

(表題訂正)ドル円 株価を睨んで106円(×105円)近辺でのもみ合い(9/4午前)

ドル円 株価を睨んで106円(訂正×105円)近辺でのもみ合い

4日午前の東京市場でドル円は106円をはさんで方向感無く推移。昨晩は発表された米8月のISM製造業指数が予想を大きく下回り、3年ぶりに景気判断の分かれ目となる50を割り込んだことで、連休明けのNY市場はリスク回避ムードが強まり、NYダウは序盤に400ドル超下落。ドル円も106.30レベルから105.74まで急落しましたが、その後ダウが下げ幅を縮小したことでドル円も買い戻され106円レベルでアジア市場につなぎました。

結局NYダウは285ドル安で引けていますが、本日の日経平均株価は序盤こそ下げたものの意外と底堅く推移し、前日終値付近でもみあった後、午前は前日比5円高で引けています。ドル円も基本的には株価を睨んでの推移となっています。

今朝方英議会はEU離脱延期法案の審議入りを可決。本日下院で審議され法案が可決される可能性が高くなっています。10/31の現期日でのEU離脱を公約に掲げるジョンソン首相は議会の解散総選挙を呼びかける見込みですが、野党が応じない可能性もあり、英国のEU離脱問題は今後の展開がますます見通せなくなってきました。行動の予測のできないジョンソン首相が奇策を持ちだす可能性も否定できず、政局の先行き不透明感は尋常でない状況です。ただ、10/31の「合意なき離脱」がやや遠のいたこともあり、為替市場の極端なリスク回避の動きにはつながっていません。

テクニカルにはドル円は昨日午後以降の動きで21日移動平均線(本日106.13レベル)を再び割り込んできており、105.60にある転換線との間の最近の「定位置」に落ち着いています。
今週は週末に雇用統計を控えていることから、タイミング的にはそろそろ動きづらくなってくる時間帯ですが、潜在的には円高方向のリスクが高まっている状況であり、特に下方向に抜けた場合には警戒が必要です。

ドル円 株価を睨んで106円(訂正×105円)近辺でのもみ合い

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