3. ドル円21日線をかわして上昇　底堅い動き(8/30午前)

ドル円21日線をかわして上昇　底堅い動き(8/30午前)

30日午前の東京市場でドル円は106円台前半での推移。

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ドル円21日線をかわして上昇　底堅い動き(8/30午前)

ドル円21日線をかわして上昇　底堅い動き

30日午前の東京市場でドル円は106円台前半での推移。レンジは106.38-54と狭いながらも昨日よりさらに円安が進行した形となっており、東京時間正午現在は106.50近辺での取引です。円安進行に日経平均午前は前日比240円高の20,701円で終了しています。

昨日の海外市場では米中関係の極端な悪化懸念が後退したことで欧米主要株価指標、米長期金利等が上昇。ドル円も一時106.68と先週末の追加関税による報復合戦での急落前の水準にほぼ近いところまで値を戻す展開となりました。
ただ、米国の対中追加関税の実施を9/1に控え、具体的な回避策が聞こえてきているわけでもないため、ドル円も上値追いとはなっていません。

テクニカルにはドル円は昨晩の上昇で21日移動平均(本日106.18近辺)を上抜けてきており、下方向のリスクはやや後退した感があります。ただ、ここから上の106.80-107.00の価格帯は先週末の急落前にかなりの時間、抵抗帯として機能していた領域でもあり、一段のドル高には新しい材料が必要となりそうです。
一方下方向は、21日線がサポートとして機能して、底値固めできるかが今晩にかけての注目点となります。

ドル円21日線をかわして上昇　底堅い動き

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