ドル円反落 105円台後半で水準探り(8/27午前)

27日午前の東京市場でドル円は反落。

ドル円反落 105円台後半で水準探り(8/27午前)

ドル円反落 105円台後半で水準探り

27日午前の東京市場でドル円は反落。昨日は、早朝につけた年初来安値104.46から数回に亘る買戻しの動きにより、海外時間に106.41の高値をつけましたが、前週末のドル円下落の起点である106円台後半までは切り返せず反落。本日アジア時間は106.10-15レベルで始まり、8時半ごろまでは横這いとなりましたがその後はほぼ一方向で下落。東京時間11:30現在は105.72レベルでの取引です。

昨晩のNYダウの反発を受け本日午前の日経平均も248円高で終了しており、また、米長期金利も10年もの国債利回りで1.52%前後での落ち着いた動きとなっていて特段円買い材料は見当たりません。

このところの膠着相場から一転して、年初来安値を更新した上に、根強い円先高感の中でのやや意外感のある一方向での8割超の買戻しの後で、市場はレベル感を探る動きとなっています。

テクニカルには昨日の安値更新で下値余地を大きく広げたドル円ですが、本日は21日移動平均線(106.45レベルを下降中)と転換線(105.62)の間におさまっており、あたかもその前5営業日続いた膠着相場に戻ったかのような本日の取引です。
ただ、昨日朝までのドル円の下落は、米中の追加報復関税の具体的な動きによるものでしたが、昨日の買戻しの理由とされた米中対話模索の話は実体不明、状況が大きく改善されたとは考えにくく、やはりドル円は下値リスクが高いと考えるのが妥当と思われます。

ドル円反落 105円台後半で水準探り

ドル円時間足

ドル円反落 105円台後半で水準探り 2枚目の画像

ドル円日足

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