円安・株安対策が出るかに注目(2016年5月12日)

連日の口先介入に

円安・株安対策が出るかに注目(2016年5月12日)

ドル円:5月12日のファンダメンタル分析

ドル円は安く始まった株式市場の反応を見て序盤こそ売りが先行したものの、その後急速に値を回復した株価とともに円安が進行、欧州市場では一時109.40レベルと10日高値を上回る展開となりました。その間、ユーロドルもドル円同様にドル買いの動きとなっていたものの動きは小さく、ユーロ円は124.64レベルの高値を付けました。NY市場までこの動きは続いていましたが、47ドル台と年初来高値を更新していた原油先物に利食い売りが入り反落、それをきっかけにダウが売られ、為替市場ではドル売りで反応しました。しかし、既に高値を更新しドル買いが強まっていたこともあり、引けにかけては109円台に戻してのクローズとなっています。

ドル円:5月12日のテクニカル分析

ドル円は、再び109円台に戻してきたことで110円の大台をうかがう可能性も出てきました。ただ4月日銀会合前の高値(111.88レベル)とGW中の安値(105.55レベル)の61.8%戻しが109.46レベルとなり、109円台半ばはいったん戻しの限界点となりやすい水準でもあります。10日高値も昨日の欧州市場で付けた高値もだいたい同水準に一致していることを考えると、引き続き109円台半ばでは売りが出やすいと考えることができます。ただ、昨日の動きを見ている限り下がったところでは、まだまだ買いたい向きも多く、原油、株価ともに安値圏からは回復していることを考えると、本日は109円を挟んでの展開となりそうです。週末前で動きにくい面もありますが、108.80レベルをサポートに、109.40レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る