ドル円 市場参加者減少で連休明けは小動き(8/13午前)

連休明けの東京市場でドル円は105円台前半での小動きに終始。

ドル円 市場参加者減少で連休明けは小動き(8/13午前)

ドル円 市場参加者減少で連休明けは小動き

連休明けの東京市場でドル円は105円台前半での小動きに終始。昨日海外時間に直近の安値105.05をつけているにもかかわらず、また、前場の日経平均株価が一時300円超下落し244円安で引けているにもかかわらず、ドル円は朝方つけた105.16の安値からはむしろじり高推移となりました。東京時間11:30現在は105.40-45レベルで取引されています。
連休明けとはいえ日本が本格的にお盆休みに入りつつあり、東京時間の参加者が薄い中で、105円を後ろ盾にした実需やレベル感からの買いが入っていることが理由として考えられますが、あまり積極的に円を売り戻す材料は無く、薄い市場を勘案すると潜在的な円高リスクは引き続き高いものと考えられます。

尚、ドル円が昨晩105.05をつけている現状では、残るターゲットとして当然年初来安値1/3のフラッシュクラッシュ時の水準が話題となってきますが、1/3安値は当サイトの執筆者だけでみても、インターバンクの水準を基準としているとされる山中さんの104.78、上村さんの104.82、斎藤さん104.10、照葉さん104.97とまちまちです。ちなみに私はブルームバーグのチャートをテクニカル分析に使用していますので104.87と、これもまた違った水準です。
当サイトでは、この件に関しては各執筆者に参照される指標はお任せし、水準を統一するつもりはありませんが、ここまで主要通貨のひとつのチャートポイントが違う値で語られるのは珍しいことです。

このことは逆に、如何に1/3のフラッシュクラッシュが「瞬間的」な「異常値」であったかの証左でもありますので、現状の水準は事実上既に年初来安値レベルであると考えたほうがよいのかもしれません。
そうでなくても、少なくとも今回は、一段の円高が進む過程での、自分がチャートポイントと認識していない水準での思わぬ急落や、逆に反発が生じることも十分ありうることには留意が必要です。

ドル円 市場参加者減少で連休明けは小動き

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