米7月ISM製造業景況指数(19/8/1)
(今回発表予想)2019年8月1日9時現在予想
本日、米国7月ISM製造業景況指数(チャートの黒い矢印が今回予想)が発表されます。前回は予想を上回りました。今回の予想も若干ですが、前月を上回っています。トレンド的にはまだ下降ですが、ここ数ヶ月で歯止めが掛けられるのか注目されます。
一方、マークイット社PMI指数(チャートのオレンジ色)は2ヶ月連続で50絡みとまだ好悪判断基準の50未満になっていませんが、過去5年半では最低水準を這っています。ISM(チャートの青色)は2016年以降オレンジ色を上回っているものの、この弱い流れを断ち切れるのか重要になります。次回FOMCまで、今回含めて後2回のISMがあるので、もし追加利下げを促すには50未満の結果になった場合、その可能性が広がりそうです。
ISM製造業景況指数とPMI製造業指数
尚、同日ユーロ圏と米国の7月PMI製造業景況指数の改訂値が発表されます。改訂値予想は下欄になっており、前回公表済数値と同じになっていますが、ユーロ圏のレンジは若干上限方向に出ていますが、米国は上下に広がっています。
ユーロ圏製造業及び米国PMI製造業景況指数
ユーロドル相場は遂に1.1100〜10サポートを4回目トライで切りました。当面はユーロ安トレンドライン(1.1040〜1.1380)下限を狙う流れになっています。もしここを切ってNYが終わると、新たなユーロ安の流れが形成され、1.1010、1.0980、1.0920〜30米ドルの順にあるサポート狙いが先行になります。
逆に1.1040サポートが維持されても、トレンドライン上限まで戻す流れに乗せるには1.11を乗せて終わることが必要になります。
(2019年8月1日10:10、1ユーロ=1.1044米ドル、1ドル=109円22銭)
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