3. ドル円108円台前半で小動き　為替市場はECB、FOMC待ち(7/25午前)

ドル円108円台前半で小動き　為替市場はECB、FOMC待ち(7/25午前)

25日午前の東京市場でドル円は小動き。取引レンジは108.12-24のわずか12銭にとどまり、動意は見られませんでした。

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ドル円108円台前半で小動き　為替市場はECB、FOMC待ち(7/25午前)

ドル円108円台前半で小動き　為替市場はECB、FOMC待ち

25日午前の東京市場でドル円は小動き。取引レンジは108.12-24のわずか12銭にとどまり、動意は見られませんでした。
本日のECB理事会、来週のFOMCと金融政策の大きな節目となりうるイベントを控え、かつ、二週間以上の時間をかけてどちらも材料としては十分揉んだ後だけに、市場には様子見気分が広がっています。

今晩のECB理事会、ドラギ総裁の記者会見では金融緩和への強いメッセージが予想されており、場合によっては政策金利の変更すらありうるのではないかとの見方もでています。ただ、基本的にはユーロドル、ユーロ円への影響で、ドル円に対するインパクトは、サプライズがあったとしても間接的なものにとどまりそうです。

また、昨晩英国ではボリス・ジョンソン前外相が正式に首相に就任、演説で改めて10/31までにEU離脱を実行することへ強い意志を示しました。こちらも中期的には経済、政治混乱によるリスク要因＝円買い要因と捉えられるものの今のところ反応は限定的です。

テクニカルにはドル円は引き続き21日移動平均線(108.10付近)と一目均衡表の雲（下限本日108.47）の狭間で推移、FOMC結果の判明する月末にかけて「雲」の下限が108円台前半に次第に下がってくることもあり、来週には大きく動く可能性を示唆しています。ただ、少なくとも本日アジア時間はこのまま静かな取引が続きそうです。

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