ドル円:5月2日からの先週
2日は、前週末の引けの105.31で始まり、東京時間はじりじりと上昇を続け、2日の高値106.82まで上伸、その後は海外時間に入り、一転ドル売りになり、じりじりと下降を続け、2日の安値106.13まで下押ししました。その後はそのまま横ばいで106.40で引けました。
3日は、前日引けの106.40で始まり、東京時間はじりじりと下降を続け、3日安値の105.55まで下押ししました。その後は海外時間に入り、一転ドル買いになり、3日の高値106.68まで一気に上伸、その後はやや下押しして、106.58で引けました。
4日は、アジア早朝に政府の口先介入があり107.45まで買い上げられました。 これが4日の高値です。その後すぐに106.53まで下押し、再度107.36まで上伸、欧州時間に入り、4日安値の106.24まで下押ししました。その後一転ドル買いになり、107.26まで上伸、その後やや下押しして107.00で引けました。
5日は、前日引けの107.00で始まり、東京時間はじりじりと上昇を続け、107.40まで上伸するも、欧州時間に入り、5日安値の106.78まで下押ししました。が一転ドル買いになり、5日高値の107.50まで上伸、その後はそのまま横ばいでやや下押しして107.25で引けました。
6日は、前日引けの107.25で始まり、 直後に6日の高値の107.42までやや上戻して、その後はじりじりと下降を続け、6日安値の106.36まで下押ししました。その後は一転ドル買いになり、107.28まで上伸、その後はそのまま横ばいで107.12で引けました。
ドル円:5月9日からの今週
ポイント: 4月の日銀金融政策決定会合で、追加緩和が見送られ、
市場の見方は足元の流れは円高から円安へ移ったようなのですが。
CME通貨先物ポジション状況 5月3日時点
(5月3日) (4月26日)
円 61521 66498
ユーロ ▲23619 ▲39667
シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで5月3日付けのネットの円の買い持ち高は前週からさらに減少。
因みに、直近ネット円買い持ち最高水準は、08年3/25 +65,920、04年2/6 +64499、過去最高ネット円売り持ち高は、07年6/26 -188,077
中・長期的なドル円の円高トレンドに変化は無く、
上値戻しは4月28日日銀会合前の高値111.88です。
先週は狭いレンジの中を方向を模索、
5月 2日の 106.13 〜 106.82
5月 3日の 105.53 〜 106.68
5月 4日の 106.24 〜 107.45
5月 5日の 106.79 〜 107.50
5月 6日の 106.36 〜 107.42
テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 116.15で 横ばい
先行スパン1が 112.46で 横ばい
基準線が 109.11で 下降
転換線が 108.72で 横ばい
実勢値 107.12 6日引け
遅行スパン 106.27で 下降
4月28日、29日と2日連続で大きな陰線を作って、およそ5円程下げた後、
じりじりと上昇を続け、戻しの渦中と見ます。
上値目途は28日の高値の111.88です。
ここを上回らない内は、依然勢いは下向きで
安値更新への下げ再開の可能性があります。
予想レンジは、106.20~109.00 と見ます。
オーダー/ポジション状況
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