ドル円反発 日本、中国等の株価指数上昇でリスクオンの流れ(6/11午前)

11日の東京市場でドル円は108円台で堅調推移。

ドル円反発 日本、中国等の株価指数上昇でリスクオンの流れ(6/11午前)

ドル円反発 日本、中国等の株価指数上昇でリスクオンの流れ

11日の東京市場でドル円は108円台前半から半ばで堅調推移。
朝方は一時108.35まで下げる局面もありましたが、9時以降は、マイナス圏で始まった日経平均株価が徐々に下げを解消、中国、香港等の株価指数も軒並み上昇したことからリスク選好が回復し、ドル円は正午時点で108.60レベルまで上昇しています。日経平均も73円高で午前の取引を終えています。

昨晩の海外時間は、週末に米国の対メキシコ追加関税実施が無期延期になったことが好感されアジア時間にドル円が続伸、海外時間序盤には108.72の高値をつけました。しかしその後は伸び悩み、ニューヨークで高層ビルにヘリコプターが衝突したとのニュースにも冷や水を浴びせられた形となって、108円台前半でアジア時間につなぎました。

ドル円のテクニカルなターゲットは転換線の108.88、そして21日移動平均線の109.22。
一方で昨日の高値108.72は、メキシコへの追加関税が突然発表され、また中国がレアアース輸出規制に言及しドル円が急落した5/31高値109.62から107.82までの下落の半値戻しに相当します。米中の問題に進展が見られない現状で、一応の達成感は出ている模様です。

ニューヨークのヘリコプター事故に関しては、テロの可能性は低いと伝えられており、米長期金利も若干上昇して推移していることからドル円の緩やかな堅調地合いは午後も継続しそうです。

ドル円反発 日本、中国等の株価指数上昇でリスクオンの流れ

ドル円日足

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