ドル円、イースターマンデーで動意薄(4/23朝)

欧州や英国を始め主要国がイースター休暇(イースターマンデー)で休場となる中、ドル円は狭いレンジ内での膠着相場が継続しました。

ドル円、イースターマンデーで動意薄(4/23朝)

ドル円、イースターマンデーで動意薄

海外時間の為替概況

欧州や英国を始め主要国がイースター休暇(イースターマンデー)で休場となる中、ドル円は狭いレンジ内での膠着相場が継続しました。NY時間に発表された米国の3月シカゴ連銀全米活動指数(結果 0.15、予想 0.10)、3月中古住宅販売件数(結果521万件、予想530万件)は共に市場予想を下回る冴えない結果となりましたが、ドル円相場への反応は限定的となりました。米国勢が連休明けで戻ってきたものの、動意は薄く、ドル円は1日を通して11銭の値幅に留まるなど、方向感を見出すには至りませんでした。

ドル円のテクニカル分析

ドル円は先週月曜日(4/15)から昨日(4/22)までの6営業日間の値幅が僅か40銭(高値112.17、安値111.77)に留まるなど、方向感に欠ける値動きが続いております。本日よりイースター休暇明けで市場参加者が戻ってきますので、上下どちらに抜けるかに注目が集まります。テクニカル的に見れば、ドル円は3月初旬から4月中旬にかけてトリプルボトム(逆三尊)を形成するなど、上昇基調の継続が示唆されます。200日移動平均線(111.51)や、一目均衡表基準線(111.50)、21日移動平均線(111.40)を割り込まない限り、押し目を拾うスタンスが適しそうです。先週水曜日に記録した年初来高値112.17を突破できれば、昨年12月に付けた112.61を試す動きも強まるとみています。アジア時間は手控えムードが続きそうですが、イースター休暇明けとなる欧州勢参入の時間帯(本日の東京時間15時から16時頃)はボラティリティが急拡大する可能性もあり、注意が必要でしょう。

ドル円、イースターマンデーで動意薄

ドル円日足

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