ドル円EU離脱修正案否決には反応薄(3/13朝)

12日の海外市場でドル円は小動き。111円台前半で方向感無く推移しました。

ドル円EU離脱修正案否決には反応薄(3/13朝)

ドル円EU離脱修正案否決には反応薄

12日の海外市場でドル円は小動き。111円台前半で方向感無く推移しました。
注目された2月の米消費者物価指数は年率で+1.5%と事前予想+1.6%に及びませんでしたが、影響は限定的。また、未明に行われた英議会でのEU離脱修正案の採決も賛成242反対391で再び否決となりましたが、円、ユーロともに意外なほど無反応でした。

英議会は修正案否決を受け本日「合意なき離脱」の可否を採決する予定ですが、前回も否認されており、その後は離脱期日の延期の採決に進むものと思われます。
ただ、前日EUのユンケル委員長はこれ以上の一切の譲歩も再解釈も行わない姿勢を明確にしており、延期したとしてもその先の見通しは全くたっていません。英国は穏当に事を進める最後のチャンスを手放したものと考えられます。

テクニカルにはドル円の立ち位置は変わらず。次第に間隔が狭まる200日移動平均線(111.42)と21日移動平均線(111.12)にはさまれて次の方向感探りの状況が続いています。

この後8:50から2月の国内企業物価指数および1月のコア機械受注の発表があります。

ドル円EU離脱修正案否決には反応薄

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