ドル円反落 米貿易赤字拡大と米株調整継続で(3/7朝)

6日の海外市場でドル円は反落。欧州序盤には3営業日試した112円をトライするも届かず、111.92を高値に徐々に値を下げる展開となりました。

ドル円反落 米貿易赤字拡大と米株調整継続で(3/7朝)

ドル円反落 米貿易赤字拡大と米株調整継続で

6日の海外市場でドル円は反落。欧州序盤には3営業日試した112円をトライするも届かず、111.92を高値に徐々に値を下げる展開となりました。
発表された12月の米貿易収支は、予想を上回る約10年ぶりの赤字水準となり年間でも2018年は2008年以来の赤字額となりました。
米株式市場は本日も調整が続き主要三指数ともに続落。加えて未明に公表された米地区連銀経済報告は多くの地域での経済活動が2月に低下したことを示唆する内容となり、いずれもドルの頭を抑える要因となりました。
ただ全般的には小動きで、値幅は限られました。東京時間7:00現在は111.75-80レベルでの取引です。

テクニカルには昨晩の反落でドル円は上昇トレンド内に回帰。112円台の重さは確認したものの、111円台前半には200日移動平均線、90日移動平均線、転換線等が密集していて今のところ下値も堅そうです。
本日は夜にECB理事会、明日は米雇用統計と週末にかけイベントが続くため暫くは様子を見ながらの方向感探りが続きそうです。

ドル円反落 米貿易赤字拡大と米株調整継続で

ドル円日足

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