米朝会談合意に至らず ドル円は反応薄(19//2/28)

注目されたハノイでの米朝首脳会談は予想外の展開となり会談は1時間10分早く終了

米朝会談合意に至らず ドル円は反応薄(19//2/28)

米朝会談合意に至らず ドル円は反応薄

注目されたハノイでの米朝首脳会談は予想外の展開となり会談は1時間10分早く終了、合意も共同声明もなく、昼食会、合意文書の調印式はキャンセルされました。
会談直前の拡大会合の場では金委員長は非核化を行うのかとの質問に「そうでなければこの場には出てこない」と前向きの姿勢を示していただけに全く予想外の展開となりました。

ドル円は本日午前中110.90中心での様子見となっていましたが、スケジュール変更の発表によりやや弱含み110.70まで小幅に値を下げました。
その後15;30過ぎにホワイトハウスが首脳会談は非核化と経済発展について議論したが合意に至らなかったが、建設的な会合が出来、それぞれのチームは将来協議することを楽しみにしていると発表すると110.80レベルまで値を戻すなど、為替は意外なくらい小さなリアクションとなりました。

この後当初は合意文書の調印式の行われる予定だった16:00過ぎに切り上げられたトランプ大統領の記者会見に注目が集まります。

追記 17:00

16:15過ぎに開始された大統領とポンペイオ長官の記者会見で、トランプ大統領は「いくつかのオプションがあったがそれを選択しなかった」「北朝鮮が完全な制裁解除を求めて来たがそこは譲歩できなかった」と説明、金委員長が完全な非核化を拒んだのかとの質問には、詳細は答えられないと回答しました。また、金委員長は昨日核実験もロケットの実験も行わないと約束し、それを言葉通り信じているとも述べました。また、交渉はとても友好的に行われ、とても温かい雰囲気で行われそれは維持したいと述べる一方で、合意することもできたがその場合にはとてもひどい合意だと非難されたに違いなく、いつでも席を立つ準備ができていた、できればもう一歩先に行きたかったと感想を述べました。
尚、金委員長と次の会談の約束はしていないとのことでした。

17:00現在ドル円110.75レベル 微動だにせずといった感じとなっています。

米朝会談合意に至らず ドル円は反応薄

ドル円日足

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