米国第4四半期GDP速報値予想
(今回発表予想)2月28日10時現在
本日の日本時間22時30分から、米国の第4四半期の速報値で、GDP、個人消費、コアPCEデフレータが発表されます。
上図:GDP推移(前期比年率ベースと3四半期移動平均線:4Q予想値を加味)
下図:GDP推移(前年同期比ベース)
注目はGDPで12月小売売上高の大幅マイナスを受けて、予想は前期比年率ベースで3Qの3.4%⇒4Qで2.2%まで下がると見ています。
因みに、アトランタ連銀GDPナウは2019年2月27日までで4QGDPは1.8%と計算しています。上昇基調を維持できるか注目されます。
先々の見通しでも、エコノミストは2018年GDP2.9%、2019年2.5%、2020年1.9%と来年も冴えない成長見通しをしています。FRBはまだ現状の米国経済は強いとの見立てですが、もしエコノミスト予想に近い数値を裏付ける経済指標が続いてくれば、年央以降は利下げも視野に入れなければならない事態になりそうです。
相場は短期的にドルが強い状態を保っています。上値抵抗線は111円20銭〜30銭、111円50銭にあります。下値サポートは、目先110円60銭〜70銭に軽いサポートありますが、ポイントは110円20銭〜30銭のサポートを維持できるか否かになります。
(2月28日12:45、1ドル=110円88銭、1ユーロ=1.1378米ドル)
オーダー/ポジション状況
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