ドル円上昇 米中協議期待で年初来高値更(2/26朝)

週明けの海外市場でドル円は上昇。米中貿易協議進展への期待感が一層高まったことを背景に、

ドル円上昇 米中協議期待で年初来高値更(2/26朝)

ドル円上昇 米中協議期待で年初来高値更

週明けの海外市場でドル円は上昇。米中貿易協議進展への期待感が一層高まったことを背景に、ドル円ではNY序盤までほぼ一方向のドル買いとなり、一時12/28以来となる111.24の高値をつけ年初来高値を更新しました。東京時間7:00現在はやや戻し、111.00-05レベルでの取引です。

昨日海外序盤には中国の王毅外相から米中貿易協議について「具体的進展があり両国関係と世界経済の見通しが明るくなった」との発言があったほか、トランプ大統領も新たな通商合意に署名する見通しを示し、合意に「極めて近づきつつある」と述べるなど、昨晩は米中双方が楽観的な見方を示したことでリスク選好が高まり、円売り、ドル売り、株買いが進みました。
NYダウは終盤やや上げ幅を縮小したものの、終値ベースで26,091ドルと前日比60ドル上げて昨年11月の高値26,277.82を窺う動きとなっています。
ただ、一方でトランプ大統領は上記発言の直後に合意が実現しない可能性も示唆しており、最後まで予断は許さない状況。加えて、昨晩発表となったシカゴ連銀全米活動指数の悪化等最近の米指標の不冴えは株式市場にほとんど無視されてきているところも懸念材料です。

テクニカルにはドル円は引き続き年初来のゆるい上昇トレンドの上限付近にあり、111.31にある200日移動平均線を窺う動きです。ほぼ同水準には90日移動平均線もあり、このレベルを抜けるとドルの上げが加速し上昇トレンドを上抜ける可能性が出てくるため、本日東京時間は111.30からトレンド上限のある111.50レンジを試していくことができるか注目です。

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