米2月NY連銀製造業景況指数と1月鉱工業生産指数
本日、下記指標が発表されます。発表時間が異なります。昨日の小売売上高が非常に悪かったので、今日の製造業部門の数値で昨日の悪化が一過性なのか、もしかしたら米国も…の見方が出始めるのか、注目されます。
ドル/円は短期的に109円20銭〜111円20銭のドル高トレンドライン内で推移しており、このレンジ内の110円20銭〜30銭に軽いサポートあるため東京時間では小動きで横這いになっています。上値は110円80銭〜90銭の抵抗線をこなせば、レンジ上限までのトライになりそうです。
(今回発表予想)2019年2月15日14時現在予想
鉱工業生産指数(左目盛の実数値)とNY連銀製造業景況指数(右目盛)
黒い線より右側は今回予想値を加味
NY連銀製造業景況指数は先行指標です。従いまして鉱工業生産指数はその結果となります。NY連銀製造業景況指数は既に2018年初の横這いから年央には下落傾向を辿っています。今年はこれが回復するのか、あるいは鉱工業生産指数がNY連銀指数に追随するのか注目されます。1回の数値ではなく、少なくとも3ヶ月以上のトレンドを見ておく必要がありそうです。
(2月15日15:00、1ドル=110円35銭、1ユーロ=1.1285ドル)
NY連銀製造業景況指数
NY地区連銀が管轄する域内の製造業社約200社を対象に現状と先行きの景況感を調査し指数化したもの。
米鉱工業生産指数
毎月FRBが公表する数値で、米国の製造業の鉱工業生産動向を指数化したもの。製造業の生産活動状況や設備投資の状況を反映しているために重要視されています。指数は2012年=100として表示されている。
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