今週の株、金利、為替(18年12月第1週)

NYダウはこの一週間で大きく値崩れし、月曜の高値から昨日の安値まで1832ドル(率にして7.0%)の下げとなっています。

今週の株、金利、為替(18年12月第1週)

今週の株、金利、為替

今週の株、金利、為替

上からダウ先物、日経先物、米国10年債利回り、為替(ドル円)の日足チャート、月曜の位置に垂直線を引いてあります。株価指数は23時間取引が行われている先物(GLOBEX)を表示してあります。

週初の米中首脳会談後のリスクオンが息切れし、その後のブッシュ元大統領追悼による米国取引所の臨時休場、ファーウェイCFO逮捕とNYダウはこの一週間で大きく値崩れし、月曜の高値から昨日の安値まで1832ドル(率にして7.0%)の下げとなっています。

同様に日経平均先物は1705円(7.5%)、10年債利回りは0.215%(7.1%)とだいたい週初からの変動率は7%強となっていますが、ドル円はわずか1円58銭(1.4%)の変動に過ぎません。もともと変動が少ない上に12月実需のドル買いがあると言われていますが、ポジション的にも高水準の円売りポジションが継続している(シカゴ通貨先物では過去3回連続で10万枚を超える円売り)中で、どうも無理して円安を演出しているような気がしてなりません。

今後も株安、金利安が続くかどうかはわかりませんが、市場環境的には年末までもう少し継続して動く可能性がありそうです。その時にドル円もさすがに今の水準を保っているとは思えず、115円よりは110円を見る可能性が高いのではないかと警戒しています。

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