ドル円小幅反発 米株・債券市場休場で様子見(12/6朝)

5日の海外市場でドル円は小幅反発。

ドル円小幅反発 米株・債券市場休場で様子見(12/6朝)

ドル円小幅反発 米株・債券市場休場で様子見

5日の海外市場でドル円は小幅反発。ブッシュ元大統領の死去に伴う債券・株式市場の休場で全般的に手控えムードの強い中、トランプ大統領の「中国からとても強いシグナルが送られている」「習主席が語ったすべての言葉を信じている。歴史的会談であったことを祈る」とのツイートがわずかに材料視され、ドルは113円台前半に買い戻されました。東京時間7:30現在は113.15近辺での取引です。

未明に発表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)では10月中旬から11月下旬にかけほとんどの地区で緩やかに経済活動が拡大したと報告されましたが、一部の地域で鈍化がみられ、また企業活動に追加関税、金利上昇、労働市場の制約による翳りが見られるとも指摘されていて、最近の景気先行き懸念を一部裏づける内容となりました。
ただ、ベージュブック発表後も再来週のCME FedWatchによるFOMCでの利上げの確率は78%とほぼ変わらず、為替市場は反応薄でした。

テクニカルにはドル円は三角持ち合いを継続、市場は次の材料待ちです。
米休場中も欧州株価指数はほぼ全面安となっており、休場明けの米株式市場の動向が注目されますが、下落継続の場合には再び円高方向へのリスクが高まります。
尚、今週末は米雇用統計発表が控えており、基本大きな動きは予想されないながら、この後市場の関心は徐々にそちらにシフトしていくものと思われます。

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ドル円日足

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