ドル円リスク選好の回復に112円台半ば(7/13朝)

12日の海外市場でドル円は堅調に推移。

ドル円リスク選好の回復に112円台半ば(7/13朝)

ドル円リスク選好の回復に112円台半ば

12日の海外市場でドル円は堅調に推移。市場にリスク選好の動きが戻り、円売り優勢となりました。ドル円は112円台半ばまで上昇、一時112.63をつけた後東京時間7:00現在も112.50-55レベルで堅調に推移しています。

中国当局は昨晩米国の新たな対中関税に対する報復の発表を見合わせ、米中の緊張感を若干和らげました。
また、2日目となったNATO首脳会談では、トランプ大統領が参加各国に対し前日合意済みの国防費の増額を求め続け、加盟国が国防支出をGDPの2%に増やす目標を前倒しすることを約束させました。会談終了後トランプ大統領は「今日非常に大きな進展がありNATOは強化された」とツイートし、NATOへのコミットメントを継続する姿勢を示し、散々掻き回した挙句ではありますが、米欧の安全保障上の懸念も後退、リスク選好をサポートしました。
これらの動きを受けてナスダック総合指数は過去最高値を更新、NYダウも224ドル高で終了しています。注目された米消費者物価指数はやや予想を下回り、不冴えな結果に終わりましたがドル売りにはつながりませんでした。

昨晩の上昇でドル円は1月以来の高値となり、年初来高値1/8の113.39に迫る勢いです。一方で米中貿易戦争の沈静化は遠く、引き続きリスク要因として意識されドル円の頭を抑えることとなりそうです。
本日この後13:30からは本邦5月の鉱工業生産の確報値と設備稼働率が公表されます。

ドル円リスク選好の回復に112円台半ば

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