貿易摩擦への懸念一服でドル買戻し(6/27朝)

26日の海外市場でドル円は買戻しが優勢となり、110円台を再び回復。一時110.22の高値をつけた後東京時間7:00現在は110.05レベルでの取引です。

貿易摩擦への懸念一服でドル買戻し(6/27朝)

貿易摩擦への懸念一服でドル買戻し

26日の海外市場でドル円は買戻しが優勢となり、110円台を再び回復。一時110.22の高値をつけた後東京時間7:00現在は110.05レベルでの取引です。
昨晩は特段ドルを強くサポートする材料も見当たりませんでしたが、前日の貿易摩擦懸念がやや過剰反応であったとの見方が広がり、米株に買戻しの動きが広がると、ドル円も上昇しました。NYダウは30ドル上げて24,283.11で終了しています。
ただ、貿易に関するトランプ大統領のスタンスが変化する兆候も今のところ見あたらず、ドルの上値も限定的です。
テクニカルにもドル円は昨晩110.22レベルで推移していた200日移動平均線に頭を抑えられた形となっている一方で、日足の一目均衡表の雲(本日上限は109.74レベル)に下値を支えられており、21日線(109.96)、転換線(110.14)も密集するエリアでやや膠着状態、次の材料待ちといったところでしょうか。

尚、昨晩米政府は日本を含む同盟国に対して11月4日までにイラン産の原油輸入を完全に停止するよう要求していると伝えられたことから原油先物価格は約一ヵ月ぶりに70ドル台に乗せています。

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