ドル円110円台前半、米朝首脳会談をやや楽観
週明け11日の海外市場でドル円はじり高推移。今週、本日以降相次ぐ重要イベントに為替市場も基調は様子見気分の強い展開でしたが、本日の米朝首脳会談への楽観と、続くFOMCでの利上げと年内利上げ回数見通しの増加等を見越してややドル買いが優勢、ドル円は110円台を固めつつあり、東京時間7:00現在は110.05レベルでの取引です。
昨日ポンペイオ米国務長官は米朝首脳会談について「どのくらい成果が出るかはわからないが楽観している」と述べていますが、トランプ大統領は金委員長が何らかの平和協定締結に真剣かは「最初の一分でわかる」と述べ、「よいことが起こらないと思えば自分の時間を無駄にしない」と北を牽制しています。
完全、不可逆、検証可能な非核化と金体制の保証が取引材料となっている今回ですが、全てが一度に解決するとは考えにくく、両者がどの程度歩み寄り、次回以降につなげられるかがポイントとなりそうです。また、わかりやすい成果として朝鮮戦争終結にむけての動きも注目されます。会談後、日本時間17:00にトランプ大統領の記者会見が予定されていますが、前日になりトランプ大統領が予定を切り上げて当日帰国することとしたことも気になるところです。
米朝首脳会談はこの後日本時間10:00より開始され、午前中にはほぼ主要なスケジュールを終え、上記のとおり17:00にトランプ大統領の記者会見が予定されています。
オーダー/ポジション状況
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