ドル下落 ドル円一時108円台ユーロも反発(5/4朝)

昨晩の海外市場でドルは主要通貨に対して下落、

ドル下落 ドル円一時108円台ユーロも反発(5/4朝)

ドル下落 ドル円一時108円台ユーロも反発

昨晩の海外市場でドルは主要通貨に対して下落、米国はムニューシン財務長官、ロス商務長官らを北京に派遣し貿易摩擦解消のための交渉に入りましたが、先行き不透明感が強かったこと、発表されたISM非製造業指数が市場予想を下回ったことから、ドルが売られ、ドル円は一時108.93まで下落、しかしその後は初日の協議がかなり前向きであったとの関係者からの情報も流れドルがやや買い戻されて東京時間6:00現在は109.20近辺での取引です。

一方ユーロは昨夕発表となったユーロ圏の4月のCPIコアの一時速報が前年比+0.7%と事前予想+0.9%、前回+1.0%のいずれをも下回る結果となり、ECBのプラート理事が経済成長の一定の鈍化に言及、これが一時的な要因によるものか、それとも持続的な需要軟化によるものなのか見極めが必要で、インフレ圧力を膨らませるために依然潤沢な金融緩和が必要との見方を示しましたが、為替の反応は限定的で、ユーロドルは雇用統計を前にした最近の急激な売りのポジション調整か一時1.20台を回復するなどやや買戻しが入る流れとなりました。アジア時間は1.19台後半で取引されています。

今晩の米国雇用統計を控え、本日も祝日の東京市場では穏やかな動きが継続しそうです。
非農業部門雇用者数の市場予想は19.2万人増と通常ペース、平均時給は前月比+0.2%の予想です。

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