ドル円109円台前半で方向感無く推移
26日の海外市場でドル円は109円台前半で方向感無く推移しました。
昨晩はECB理事会とドラギ総裁の記者会見に注目が集まり、記者会見での欧州経済減速懸念発言等のハト派トーンにユーロドルではドル買いとなりましたが、今週3%台をつけていた10年物米国債金利が緩み2.98%に低下したこともあり、ドル円でのドルの頭は重く、109円台後半への上昇はありませんでした。
一方で債券市場が落ち着いたことで昨晩米株は続伸、NYダウは前日比238ドル上げて24,322.34ドルで終了、他の主要指数も上げたことからドル円の下値も限定的でした。
本邦のゴールデンウィーク入りを控えて本邦では取引が細る中、米国では本日の1QGDP、5/2-3にFOMC、5/4に雇用統計と重要イベントが続き、内容次第ではドル円は波乱含みです。
本日この後8:30から本邦3月の有効求人倍率、失業率、4月の東京地区CPIの発表、8:50には3月の小売売上高と鉱工業生産の発表があります。
また、昨日から開催されている日銀政策決定会合が終了、昼ごろに結果と同時に「展望リポートが発表されます。
さらに本日は南北朝鮮の首脳会談が間もなく開催され、夕刻には合意内容が公表される予定です。朝鮮戦争の終結実現への道筋や非核化などが合意に含まれるかが注目されます。
オーダー/ポジション状況
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