ドル長期金利上昇で全面高 ドル円108円台後半(4/24朝)

昨晩の海外市場でドル円はほぼすべての主要通貨に対して強含み、ドル円では一時108.75まで上昇した後、

ドル長期金利上昇で全面高 ドル円108円台後半(4/24朝)

ドル長期金利上昇で全面高、ドル円108円台後半

昨晩の海外市場でドル円はほぼすべての主要通貨に対して強含み、ドル円では一時108.75まで上昇した後、東京時間6:45現在は108.70レベルのドル高値圏での取引が続いています。
昨晩も製造業PMIが事前予想を上回った他、住宅関連指標も堅調な数値を示すなど、このところ米国の経済指標の数字に経済の好調ぶりを示すものが多いことを背景に米長期金利が上昇、10年物米国債利回りは一時2.99%台をつけて3%に肉薄しました。
地政学リスクの後退や、米中貿易戦争激化懸念の緩和から、各国のファンダメンタルズや金利差に目が行き易い状況下でドルは一人勝ち状態となっており、とりわけドル円では北朝鮮の地政学リスク後退による円の逃避需要の後退もあり、よりドルの強さが際立つ形です。

テクニカル的にはドル円は日足の一目均衡表の雲の中。上昇に勢いがあるため、本日中にも109.32レベルにある雲の上限を抜けかねない状況です。


本日この後8:50からは3月の本邦企業向けサービス価格指数、14:00には日銀の「基調的インフレを捕捉するための指標」の発表があります。

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