ドル円小幅反発 CPI前に米株式市場小幅高(2/14朝)

13日の海外市場でドル円は小幅反発、一時107.41まで下値を広げる局面もありましたが東京時間7:00現在は107.80レベルでの取引です。

ドル円小幅反発 CPI前に米株式市場小幅高(2/14朝)

ドル円小幅反発 CPI前に米株式市場小幅高

13日の海外市場でドル円は小幅反発、一時107.41まで下値を広げる局面もありましたが東京時間7:00現在は107.80レベルでの取引です。
序盤前日比マイナス圏で取引が始まったNYダウも終盤にかけてプラス圏に転じ、終値では39ドル高の24,640.45、主要3指数はいずれも小幅高を維持し、リスク回避の円買い加速は回避された形です。

今晩に米消費者物価指数の発表を控え、様子見気分が広がったこと、また、中国を中心とした中華圏が15日から旧正月の休暇に入ることでリスク資産の現金化の動きが一段落しつつあることが株価を下支えしたものと思われます。ただ、今晩の米消費者物価指数が予想を上回る伸びを示した場合などには、金利上昇による株価の下落が再燃するリスクは引き続きあり、未だ予断を許さない状況です。

尚、昨晩はパウエルFRB新議長が就任式典において、最近の株価急落後初めて公の場で発言。金利政策とバランスシートの正常化するプロセスの継続する方針は不変であることを強調しつつも金融の安定に対するリスクには常に警戒する方針を示しました。

この後8:50からは本邦昨年4QのGDP速報値の発表が予定されており、前期比年率1.0%の伸びが見込まれています。

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