ドル反発 強い経済指標とFOMC議事録で
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3日の海外市場でドルは反発。深夜0:00に発表された米ISM製造業指数、建設支出などの経済指標が事前予想を上回ったことからドル円は安値圏の112.23から112.50に上昇、その後は一旦112.30近辺まで緩んだものの4:00に発表された12月のFOMC議事録がややタカ派的ととらえられたことから再度上げ112.61をつけた後、東京時間6:00現在は112円台半ばでの取引です。
注目された12月のFOMC議事録はインフレ期待低下の懸念と減税による景気加速を念頭に利上げの減速、加速双方について可能性が検討されたことを示唆する内容でしたが、引き続き大半の参加者により緩やかな利上げが指示されていることに加え、最近のイールドカーブの平坦化に関しては歴史的に見て異例なことではないとの見解で参加者が一致したことなどが景気の先行きに対して楽観的と受け止められた模様です。これによりCME FEDWATCHによる3月の利上げ確率は前日の62%から67.5%に上昇しています。
ドル円は昨晩安値圏からは反発したものの、週末に雇用統計を控えていることや、北朝鮮の金正恩委員長が韓国との対話姿勢を見せる反面新年早々「机の上の核のボタン」に言及、これにトランプ大統領が応酬する等北朝鮮情勢が予断を許さない状況が続いていることから一方向の上昇ともなっていません。このまま週末までは様子見気分の強い状況が続きそうです。
本日は東証の大発会、本邦株式市場が新年の取引を開始します。2日から取引が始まった米株式市場では昨晩10日ぶりにNYダウが史上最高値を更新しており、これを受け本邦株式市場も幸先のよいスタートを切れるかが注目されます。
オーダー/ポジション状況
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