ドル円一時113円台回復 米税制法案下院可決(12/20朝)

19日の海外市場でドル円は上昇。発表となった住宅着工件数が堅調な内容だったこと、下院での米税制改革法案可決が確実となったことを背景に米長期金利が上昇、

ドル円一時113円台回復 米税制法案下院可決(12/20朝)

ドル円一時113円台回復 米税制法案下院可決

19日の海外市場でドル円は上昇。発表となった住宅着工件数が堅調な内容だったこと、下院での米税制改革法案可決が確実となったことを背景に米長期金利が上伸し、ドル円は薄い市場で買いを集め一時113.08をつけました。
一方対ユーロでは、ECB関係者が相次いでタカ派的な発言をしたことで欧州圏の長期金利が米長期金利を上回る上昇を見せたことから逆にドル売りとなり、ユーロドルは1.18台を回復しています。

未明に米下院は賛成多数で米税制改革法案を可決、この後上院でも採決が行われる見込みとなり、週内の法案成立はほぼ確実なものとなりました。(ただし、先ほど米上院が発見したルール上の問題で米下院は明日再度税制改革法案を可決する必要がある可能性があるとも報道されています)下院の可決後、ドル円はやや値を下げ、東京時間朝6:00現在は112.90近辺での取引。昨晩は長期金利の上昇に米株の上昇も足踏みとなり、NYダウは3日ぶりに37ドル安と反落して取引を終えています。

クリスマス前の流動性の低下を反映してか各市場の動きはやや連動性と方向感を欠いているように見えます。これから週末にかけては一段の流動性低下も見込まれ、米税制法案成立後の市場の反応は予測しづらくなっており、ドル円も上下双方の動きに注意が必要です。

尚、今日明日と今年最後の日銀政策決定会合が予定されていますが、政策は現状維持が予想されており、為替市場での注目度は高くありません。


オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る