ドル円下げ止まり 112円台前半で推移(12/7朝)

昨晩の海外市場でドル円は112円台前半での小動きに終始しました。

ドル円下げ止まり 112円台前半で推移(12/7朝)

ドル円下げ止まり 112円台前半で推移

昨晩の海外市場でドル円は112円台前半での小動きに終始しました。
東京時間にはトランプ大統領がイスラエルの首都をイェルサレムと認める方針にリスク回避の円買いが進んだドル円ですが、海外時間には上院が米財政改革法案の両院協議会での審議入りを可決、上院下院のすりあわせが開始されることや、22日までに法案可決が可能との楽観的な見方に下げ止まり、112円割れからは回復して東京時間7:00現在は112.25レベルでの取引です。
昨晩は米ADP雇用統計が発表されていますが19万人増と市場予想と一致、材料とはなりませんでした。

引き続き米国の税制改革、ロシアゲート問題、そして新たに加わった中東政策をめぐる問題を中心に為替市場は一進一退を繰り返す状況です。米国では週末に暫定予算の期限切れを迎えることから、政府機関のシャットダウンを回避するために明日までに再度暫定予算を可決する必要がある状況で、そちらの動向も注目されます。

本日この後8:;50から本邦11月外貨準備高、および対内対外証券投資の発表、14:00に景気先行指数の発表があります。また、時間未定ですが11月の中国の外貨準備も公表予定です。

NYダウは小幅続落したものの下げ止まり感の出た米株式市場の流れを受けての本日の本邦株式市場の動向にも注目が集まります。

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