ドル円、大幅下落後は横ばい、ユーロ続伸(11/24朝)

昨晩の海外市場でドル円は横ばい推移、111.11-32の極狭いレンジの取引に終始しました。

ドル円、大幅下落後は横ばい、ユーロ続伸(11/24朝)

ドル円、大幅下落後は横ばい、ユーロ続伸

昨晩の海外市場でドル円は横ばい推移、111.11-32の極狭いレンジの取引に終始しました。
ニューヨーク市場が休場で取引が閑散とする中で、前日大幅に下落したドル円は日米ともに休場の23日は様子見に終始した形となりました。
一方昨晩は、11月のユーロ圏購買担当者景気指数が2011年以来の高水準となった他、混乱が続くドイツの政局で、選挙後は連立に応じないとの姿勢を示していた第二党の社会民主党がメルケル首相と協議を開始する用意があると報道され、さらに、スペインのカタルーニャではプチデモン州首相所属の政党が一方的な独立の取り下げ検討を表明するなど、ユーロに追い風となる材料が多く、ユーロドルは一時1.1856をつけて、11/15高値1.1861に迫る動きとなり、東京時間6:30現在も1.1850近辺での取引が続いています。

尚、昨晩はカナダのパイプライン運営会社の原油漏れによる原油供給停止を材料に原油先物が上昇、WTI先物は一時2年ぶり高値となる58.58ドルまで上昇しています。

ドル円は22日の海外時間に多くの支持線を下抜け、昨日アジア時間には111.07の安値をつけています。現在は一目均衡表の雲の中で9月の安値107.32を起点とした高値114.73までの上昇の半値戻し111.03手前で一旦落ち着きどころを見つけた形となっています。ただ、この水準を下抜けると、一目均衡表の雲の下限(110.44)、上記フィボナッチの61.8%戻し(110.18)あたりまでの下値余地が広がります。
一方上値は祝日前強いサポートと目されていた200日移動平均線が111.75レベル、この水準は5日移動平均、75日移動平均もほぼ同水準で強いレジスタンスとなりそうです。その上も一目均衡表の雲の上限(112.09レベル)転換線(112.49)と厚く、上値は重そうです。

本邦祝日明けの本日は米国では、感謝祭翌日で株式、債券市場で短縮取引となり、引き続き休暇ムードが強く取引が薄い状況が続く中で、祝日の間に進行した円高に対する本邦勢の反応が注目されます。

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