ECB理事会と中国の経済指標に注目(2016年3月7日)

ドル円は株高、

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ECB理事会と中国の経済指標に注目(2016年3月7日)

ドル円:3月7日のファンダメンタル分析

東京市場では朝方こそ円高の動きが先行したものの、株価が堅調で日経平均が17000円乗せ、為替市場でも後場以降はドルがじり高の展開となりました。欧州市場に入るとECBの追加緩和にサプライズは無く、マイナス幅の拡大程度に留まるとの思惑が広がり、ユーロが対ドル、対円で上昇しての米国雇用統計待ち。結果はNFPは予想よりもかなり強かったものの平均賃金がマイナスと強弱ミックスした内容となり、ドル円は直後ドル買い、その後ドル売りとNY前場は荒っぽい値動きとなりました。ユーロドルも同様にドルの動きが左右したものの、その後欧州市場でのユーロ買いの動きへと戻り対ドルで1.1043レベル、対円でも125.59レベルへと上伸し、引けにかけてやや調整が入ってのクローズ。ドル円は、ユーロ円の動きもあり一時114.25レベルの高値を付けましたが、113円台後半へ押して引けました。

ドル円:3月7日のテクニカル分析

ドル円は、雇用統計を経過しても週後半のレンジを抜けだすことは無く、それまでのもみあいの中心となっていた113円台後半で落ち着いています。今週10日ののECB理事会を前にしたユーロ円での買い戻しも一巡したと考えられ、当面はこれまでと同様に株式市場を見ながら上下する展開を続けやすいと見ています。いっぽう長期的な円高トレンドは115円台半ばを回復しない限り継続しているとの見方にも変化は無く、2月のダブルボトムは少なくとも115円を見ない限り完成したとは言えない状態にあります。本日は、114.20レベルをレジスタンスに、113.40レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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