米税制改革法案失望でドル急落の後戻す(11/3早朝)

昨晩の海外市場でドルは発表された税制改革法案の詳細が期待はずれの中途半端な内容であるとして主要通貨に対して一時急落、

米税制改革法案失望でドル急落の後戻す(11/3早朝)

米税制改革法案失望でドル急落の後戻す

昨晩の海外市場でドルは発表された税制改革法案の詳細が期待はずれの中途半端な内容であるとして主要通貨に対して深夜に一時急落、ドル円は113.54、ユーロドルは1.1687までの急激なドル売りとなりましたが、その後は戻し東京時間6:00現在ドル円は114円台に乗せほぼ「行って来い」の展開となりました。

尚、昨晩イングランド銀行は市場予想通り10年ぶりに政策金利引き上げを実施しましたが、カーニー総裁は次の利上げは当分先になると思うと述べまた、また前回声明にあった市場が見込んでいるよりも大幅な利上げが必要になる可能性があるとの文言が消え、2020年までにあと二回の利上げを想定。予想よりハト派の内容にポンドは対ドルで一時1.5%近く急落しています。

また、下院共和党により税制改革案の詳細が発表されましたが、住宅ローン減税措置の適用範囲縮小等が嫌気され、成立までに時間もかかる内容ととらえられたことから市場の一時反応はネガティブなものとなりました。ただ、富裕層への減税が抑えられたこと、多国籍企業の収益還流に対する税率がやや高かったことなど、評価できる部分もあるとして、結局為替は元の水準に戻しています。

トランプ大統領は未明にパウエルFRB理事を次期議長に指名しましたが、既に市場はほぼ100%折込済みであり反応は限定的なものでした。

本日の東京時間は本邦祝日で今晩に米雇用統計を控えていることもあり、大きな動きは予想されていません。雇用統計は、ハリケーンの影響で前回非農業部門雇用者数変化がマイナスに転落した反動で、あまり目にしない31万3千人の大幅増の予想。今回は予想自体の難易度が通常より高いと見られることから波乱含みです。

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