ドル下落 トランプ大統領元側近起訴(10/31朝)

昨晩の海外市場ではドルが全般的に下落、ドル円は一時113.03をつけ東京時間朝7:00現在は113.15近辺での取引です。

ドル下落 トランプ大統領元側近起訴(10/31朝)

ドル下落 トランプ大統領元側近起訴

昨晩の海外市場ではドルが全般的に下落、ドル円は一時113.03をつけ東京時間朝7:00現在は113.15近辺での取引です。

昨晩はニュースが多く、ドルにとっては悪材料が重なりました。
まず、「ロシアゲート」をめぐり動きもありモラー特別捜査官が率いるチームは、トランプ大統領の元選対本部長のポール・マナフォート氏など3名を12の罪で起訴。司法取引に応じたと見られる容疑者もあり、トランプ政権へのダメージが懸念されています。
また、米メディアは昨晩一斉に2日にFRB議長にハト派色の強いパウエル氏が指名される見込みと報道。
さらに、米税制改革に関連して税率を約5年かけて段階的に引き下げる方法が検討されていると報道されたことも市場の失望感を誘いドルの売り材料となりました。
これらの報道とFOMC前のポジション調整でドルは幅広く売りを集め、東京時間に113円台後半で取引されていたドル円も113円台前半に値を下げています。

また欧州では、国家反逆罪で起訴が決まったスペインのプチデモン前州首相と閣僚がベルギーのブリュッセルに脱出。政治亡命の可能性もあるとされています。

ドル円は114円台を維持できずに下落、昨日の下げで一目均衡表の転換線を割り込んできています。悪材料が重なった割には昨晩のドル円の下落幅は限定的で、日中は日米の金融政策発表を控え様子見気分の強い展開を予想。レベル的には日中113円台を維持できるか否かに注目、112円台後半には基準線や21日移動平均線もあり、ある程度サポートされているものと思われます。

本日は昼ごろに日銀政策決定会合の結果が発表される予定ですが、今回も政策変更は予定されていません。その後15:30から日銀黒田総裁の記者会見があります。今回は「展望リポート」の発表があります。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る