ドル円:3.月2 日のファンダメンタル分析
東京市場の朝方こそ前日の流れを受け、ユーロ円、ドル円ともに売りが先行したものの、その後は株式市場で買いが強まる動きとなったことで利食いの買い戻しが目立ちました。ユーロ円は長期のターゲットをほぼ達成したこともあり、買いが強まる中、欧州市場に入り株式市場が一段高。これは弱い欧州市場の経済指標からG20における声明に対してECBの追加緩和、景気刺激策と逆に市場安定化を期待する思惑がきっかけと、後から取って付けたような分析がされていました。週末の米国雇用統計に先立って本日のADP全国雇用者数の発表など、単純に次のイベントを前にしたポジション調整と考えた方が自然だと思いますが、流れとしてはリスク回避の巻き返しが終日続き、ドル円は114円台乗せ、ユーロ円も124円台乗せと円安方向への巻き返しが強いまま引けています。
ドル円:3.月2日のテクニカル分析
ドル円は、短期筋のストップも巻き込みながら、東京朝方の安値から2円を超える大幅な上昇となり、いったん下値トライが失敗した形です。これで上にも下にも抜けられず、当面はもみあいを形成し、その後ダブルトップで上抜けし115円を目指すのか、111円を3度目のトライで下抜けして円高最下位なのか見極める段階にあり、その最初のきっかけが今週末の雇用統計となりそうです。雇用統計までドル買いが強まり、その後失速というアノマリーが効いていることも多く、そうであるとすると結局はレンジが継続し、一連の金融政策会合待ちとなる可能性が高そうです。本日はさすがにスピードも速く戻り売りを考え、124.10レベルをレジスタンスに、123.30レベルをサポートとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.12.25
東京市場のドルは157円台で推移、植田日銀総裁の余波は弱く一段の円安は回避か(24/12/25)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、植田日銀総裁の発言を受けて、やや円安ドル高に振れ一時157円50銭台まで上昇した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.12.25
ドル円157円台前半、主要市場のクリスマス休暇入りで市場閑散 (12/25午前)
25日午前の東京市場でドル円は小動きに終始。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:上村 和弘
2024.12.25
ドル円見通し 第一次トランプ政権における円高の教訓(24/12/25)
ドル円は、157円割れを買われつつ25日未明に157.37円まで高値を若干切り上げて確りしている。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:山中 康司
2016.03.02
雇用統計アノマリー(2016年3月2日)
4日の雇用統計を前にして、ドル円がリスク回避の巻き返しから大きく反発する展開となっています。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。