ドル円上昇 米指標良化でリスクオン(17/7/4朝)

昨晩の海外市場では、本日米国が独立記念日で休日の谷間の薄商いの中、ドル円が上昇、約一ヵ月半ぶりのドル高値となる113円台前半で取引されています。

ドル円上昇 米指標良化でリスクオン(17/7/4朝)

ドル円上昇 米指標良化でリスクオン

昨晩の海外市場では、本日米国が独立記念日で休日の谷間の薄商いの中、ドル円が上昇。約一ヵ月半ぶりのドル高値となる113円台前半で取引されました。
昨晩発表された米ISM製造業景況指数は事前予想55.3を大きく上回る57.8と2014年8月以来の高い水準となりました。これを受けてもともと堅調に推移していたドル円は113円を超える水準に上昇。一時113.47をつけて東京朝7時現在は113.40近辺での取引です。

昨晩は米国の稼働リグ数の減少を材料に原油先物価格も約1カ月ぶりに47ドルに乗せており、米債利回りも上昇、米国株もNYダウが一時最高値を更新するなど全体的にリスク選好の動きが強まる流れとなりました。
このところ米指標がまだら模様で、年内再利上げを危ぶむ見方が出ていた中でのISM指数の改善に、市場に安心感が広がり、薄商いも重なったことで各市場でのリスク選好の動きがやや増幅したものと思われます。

昨晩の上昇でドル円はチャート上本年高値114.37からの下落の76.4%もどしの113.06を抜け、114.37そのものを目指す動きとなっています。今晩独立記念日の祝日で米市場が休場で市場の取引が細るなかでチョッピーな動きに注意が必要です。

尚、本日は13:30にオーストラリア中銀の政策金利発表があります。

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