週明けドル軟調、株と指標の反応分かれる(6/5早朝)

週明け早朝オセアニア時間の為替市場でドルは軟調に推移。ドル円は一時110.26の安値をつけ、

週明けドル軟調、株と指標の反応分かれる(6/5早朝)

週明けドル軟調、株と指標の反応分かれる

ドルは軟調、米株上昇、弱めの雇用統計と低い失業率で

週明け早朝オセアニア時間の為替市場でドルは軟調に推移。ドル円は一時110.26の安値をつけ、先週金曜の安値110.33を下回りこのセッションの安値110.24に接近しましたが、その後は反発し、6時現在は110.40近辺での取引です。
週末3日再びイギリスで無差別テロが発生したことによるリスクの高まりも、円を売りにくくしているようです。
一方対ユーロでもドルは安値圏で推移、今朝のユーロ高値1.1284は前週末高値1.1285をわずかに下回るものの現在も1.1275レベルの高値圏で取引が続いています。

前週末の雇用統計は事前予想を下回る内容となりましたが、為替市場がネガティブに反応しドル安が進行したのに対し、株式市場は16年ぶりの失業率の低下等もあって比較的楽観的なとらえ方で、金利先高観の後退も支えとなり金曜日のNYダウは62.11ドル高の21,206.29ドルと史上最高値を更新、ナスダック総合株価指数、S&P500種株価指数も軒並み最高値を更新しています。

6月利上げ確率94.6% ドルは対円、対ユーロでターゲットに接近

雇用統計直後は若干低下した6月の米利上げの確率は結局94.6%に上昇、13-14日のFOMCでの利上げをほぼ完全に織り込みました。
一方でその後の年内再利上げに関しては賃金の上昇や物価上昇に力強さが見られないことから5分5分の見方となっていて、今後の大きな市場のテーマとなりそうです。

今週はECB理事会、英議会選挙、FBIコミー長官の証言が集中する8日木曜日の海外時間を焦点とした動きとなりそうです。為替はドル円、ユーロドルともにチャート上のドル安ターゲット(110.24、1.1300)に接近しつつあり、今週一段のドル安進行があるのか、あるいは踏み留まるのかが注目されます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る