NY原油急落、ドル円雲の中(5月5日早朝)

昨晩の欧米市場では原油の供給過剰への懸念から原油先物価格が急落、

NY原油急落、ドル円雲の中(5月5日早朝)

NY原油急落、ドル円雲の中

昨晩の欧米市場では原油の供給過剰への懸念から原油先物価格が急落、OPEC減産合意以前の水準となる45ドル台まで急落しています。市場では米国の原油在庫の積み上がりへの懸念やOPEC減産合意延長の規模感の不透明さから原油価格の先高観が急速に後退しています。
これを受けて石油関連株が下落、NYダウは3日ぶりに小幅反落して6.43ドル安の20,951.43ドルで終了。
昨晩米国では現在の予算期が終わる9月までの予算が成立政府機関の閉鎖は回避されました。また、オバマケア代替法案も下院を通過するなど好材料もありましたが、原油急落に押された形です。
ドルも米株下落につれて下げ、一時113.05まで上昇していたドル円は112円台前半に反落後現在は112円台半ばでの取引。一目均衡表の雲の中での推移です。ユーロは高値1.0985と最近のレンジを上抜け1.10に迫る勢いです。

尚、昨晩発表された三月の米貿易赤字は市場予想を下回ったものの対日赤字は前月比で65億ドルと9年ぶりの高水準でメキシコを抜いて2位、調整後でも33%増加しています。
これを受けて米商務省は「メキシコと日本との貿易赤字は維持できないレベルに達した」と題する異例の声明を発表、一方で赤字額首位の中国に対しては「改善している」とコメントしており、ドル円の上昇を妨げる圧力となりそうです。

本日も本邦休日の薄い商いの中で、雇用統計を控え手控え感の強い基調の中ですが、材料も多く出ていて相場がやや動意づいている部分もあり、思わぬ値動きの拡大には要警戒です。

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