ドル円、株上昇後下げに転じる(2017年4月6日早朝)

昨晩の海外市場では民間の雇用統計の数字が予想を上回る内容だったことから、序盤ドル高、株高が進みましたが、

ドル円、株上昇後下げに転じる(2017年4月6日早朝)

ドル円、株、上昇後下げに転じる

昨晩の海外市場では民間の雇用統計の数字が予想を上回る内容だったことから序盤、ドル高、株高が進みましたが、その後発表されたFOMC議事録要旨で年内のバランスシートの圧縮が具体的に議論され支持されていたことが明らかとなり、利上げペースが鈍るとの見方もでてドル円は反落、株価も一部の参加者が株価は非常に高い水準にあると発言していたことやさらにその後ライアン下院議長が税制改革には時間がかかる可能性があると発言したことも伝わり下落に転じました。一時200ドル近く上げていたNYダウは41.09ドル安の20,648.15ドルで終了。ドル円も111円台半ばから反落し、110円台半ばでの取引と結局前日並みの水準で取引されています。

一方で減少が予想されていた原油在庫は、先週過去最高水準に増加していたことが判明、1バレル52ドル台に接近しつつあった原油先物も下落に転じ50.94ドルと51ドル割れの水準で取引されています。

昨晩は経済指標と議事要旨で意外と相場が動かされたイメージですが結局一日を通すと為替、株、原油ともに小動きの範囲でした、FOMC議事録に関しては発表直後には株、為替ともに一旦は上昇するなど、内容の解釈に関してやや消化不良気味の印象。

本日は14:00から内閣府が三月の消費者動向調査の結果を公表予定です。
今朝方、安倍首相はトランプ大統領と約35分にわたり電話会談を実施、北朝鮮問題などについて話し合いを持った模様です。

本日の東京市場でも為替は方向感をつかみにくい取引が予想される一方、株価は昨晩の海外での株価の反落や、漠然とした不透明感の高まりに頭の重い展開となりそうです。

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