原油先物上昇、NYダウは反落
29日の海外市場では米原油在庫が大幅に減少したことから原油先物が上昇、49ドル台を回復、米時間終盤には1バレル49.60レベルで取引されました。
また、発表された2月の米中古住宅販売は前月比5.5%増と事前予想2.5%を大幅に上回る数字となりました。
しかしながら、米国株はトランプ政権の政策運営能力へ疑念が引き続き影を落とし軟調に推移NYダウは前日比42ドル安の20,659.32ドルで終了しています。
ドル円は動意に薄く、111円を挟んでの小動きに終始しました。
同日英国はEUに対して離脱を正式に通知、メイ首相は英議会で「後戻りはできない」と発言し二年後の離脱に向けての具体的な手続きと条件交渉に入ります。今後の未知の道筋への不安感からユーロは続落、ポンドも弱含みとなりました。
昨晩は市場での材料難、あるいは材料消化難の中、各市場ばらばらの奇妙な動きとなりました。ドル円は110円で底値の堅さを一応確認したものの上値を狙う材料にも乏しく、こう着状態。本日東京市場でも新たな材料が出るまでは現水準近辺でのレンジ相場が続きそうです。
オーダー/ポジション状況
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