G20も無事通過(2017年3月17日)

先週は色々なイベントが続きましたが特に大きな混乱はなく、結果的にドル/円もレンジ内の動きが続いています。

G20も無事通過(2017年3月17日)

G20も無事通過

先週は色々なイベントが続きましたが特に大きな混乱はなく、結果的にドル/円もレンジ内の動きが続いています。
G20でも極端な保護貿易に米国が走るという不安はなくなりましたが経済的要因より政治的要因がマーケットを揺さぶるリスクは続きそうです。
英国が29日にEUを離脱し、これから2年間の交渉期間が始まりますが色々と問題は山積みということでポンドの動きも不安定な状態が続きそうです。
直近の動きを見るとポンド/ドルは1.2450を超えると1.2600あたりまで上昇する可能性がありますが年初からのレンジ内の動きにおさまりそうです。

ドル/円は112円台で底固めができればいいですが下値不安はまだ消えていません。
レンジを下抜けとなるとテクニカル的には中期的に108−109円台あたりがターゲットとなってくるため買い戦略中心の場合は注意がいります。
23日に森友学園問題で籠池氏の証人喚問がありますが爆弾発言で政権が揺らぐようなことがあれば為替にも影響があるかもしれませんね。

次回の米国の利上げのペースは、米国の経済動向で変わってくるため6月利上げ期待は今のところ高まっていません。
ということで、中期的には円高リスクがありそうですが例年3月後半から4月初めは円安、日本株高の動きとなることが多いためドル/円も111.60円を維持できれば再び114円台あたりまでは戻ってくる動きになるのではないでしょうか。

              ドル円 日足

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