ドル円一時115円台後半、NYダウは下落(1月20日早朝)

昨晩の海外市場でECBは政策金利を据え置き、資産買入額も維持。

ドル円一時115円台後半、NYダウは下落(1月20日早朝)

ドル円一時115円台後半、NYダウは下落

昨晩の海外市場でECBは政策金利を据え置き、資産買入額も維持。
ECBのドラギ総裁、は会見で「基礎的インフレの確固たる上昇傾向は見られない」「QEの縮小実施の議論はされなかった」と述べました。
また、発表された米国の住宅着工件数、新規失業保険申請者数、フィラデルフィア連銀景況指数等の経済指標もいずれも予想よりも米経済の好調を裏付ける数値を示したことから、ドルは序盤に上昇。
一時ドル円は115.62に達しました。

しかし、次期財務長官に指名されているスティーブン・ムニューチン氏が上院の指名承認公聴会での証言で「ドルの長期的な強さが重要」と述べ米国の「強いドルは国益にかなう」とする米国の従来の政策を維持する姿勢を示す一方で、足元のドル相場については「非常に非常に強い」と表現、貿易への悪影響への懸念を表明したことからドルは下落に転じ、ドル円は114円台後半に反落、その後やや持ち直して東京時間早朝は115円挟みの取引となっています。

一方でNYダウは本日のトランプ大統領就任式を前に積極的な取引が手控えられ、ポジション調整に本日も下落、終値は前日比72.32ドル安い19,732.40ドルとなっています。

本日日本時間深夜に予定されているトランプ氏の就任演説について次期報道官はトランプ氏は国内の結束を呼び掛ける他、雇用、インフラ整備、移民問題、貿易について言及するとしていますが、同時に就任日に優先度の高い4,5件の大統領令を発するともされており、内容が注目されます。

本日の東京市場で日本株は円安の進行と米株の下落という相反する材料と、トランプ氏就任演説への警戒感から方向感を見出だすのは難しそうです。

本日11:00に中国の4QGDP、12月の鉱工業生産等の発表が予定されておりいずれも前回並みの数字が予想されています。
トランプ氏の就任演説は日本時間今晩深夜二時に開始されます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る