3. ドル円　テクニカル週報（2024年12月第4週）

ドル円　テクニカル週報（2024年12月第4週）

直近の日足は陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えていますが、新たな上昇トレンド入りした可能性が点灯中です。

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ドル円　テクニカル週報（2024年12月第4週）

ドル強気。上値トライの流れが継続

直近の日足は陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えていますが、前日の大陽線が7/11に付けた161.76を戻り高値として上値を切り下げて来たレジスタンスラインから上抜けた位置で終えており、新たな上昇トレンド入りした可能性が点灯中です。この日足の下値抵抗は155.40-50に位置しており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。
また、これを下抜けて終えた場合でも、12/3に付けた148.65を直近安値として下値を切り上げる流れに変わりなく、154.50以下で終えない限り、調整下げの範囲内となります。一方上値も158〜160円ゾーンに中期的な上値抵抗が控えており、一気に上抜けるのも難しく、上下動を繰り返す可能性も高いと見られます。

ドル強気。上値トライの流れが継続

日足の上値抵抗は156.70-80，157.40-50，157.80-90，158.40-50に、下値抵抗は155.90-00，
155.40-50，154.60〜144.80、154.00±10銭にあります。
21日、120日、200日移動平均線は152.50，150.02，152.25に位置しており、短・中期トレンドを
サポートしています。


一方週足は、2週連続陽線引けとなり、大幅続伸して終えています。また、直近の陽線が7月に付けた
161.95と11月に付けた戻り高値156.75を結ぶレジスタンスラインから上抜けた位置で終えており、
“ドル強気”の流れに戻して上値トライの動きが強まる展開が予想されます。

158.20-30，159.80-90，160.80-90に週足ベースで見強い上値抵抗が控えており、一気に上抜けるにも無理があると見られますが、全てクリアして161円台に乗せて越週した場合は、新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり、上値余地がさらに拡がり易くなります。逆に、155.20-30に週足の下値抵抗がありますが、155.00以下で越週した場合は、“上抜け”の可能性を打ち消します。この場合でも154.40-50の抵抗を下抜けて越週しない限り、下値余地も拡がり難い状態です。また、これを下抜けた場合でも週足の下値抵抗を一気に下抜けるのは難しいと見られます。短期トレンドは151円を割り込んで越週するか日足が150円を割り込んで終えない限り、大きく変化しません。
今週の週足ベースで見た上値抵抗は157.00〜157.20，158.20-30，159.80-90に、下値抵抗は155.20-
30，154.40-50，152.40-50，151.10-20にあります。31週、62週移動平均線は151.73と150.58に位置しており、中期トレンドも“ドル強気”の流れに入っています。

※お知らせ：今週号をもって「FX羅針盤」のドル/円、ユーロ円の週間レポート掲載を終了させて頂きます。長い間当サイトをご覧頂き誠にありがとうございました。
尚、このレポートは今後、以下のサイトにてご覧いただけますのでご利用いただければ幸いです。

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