ドル円153円台後半、米金利先高観強く一時154円乗せ (11/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は上昇後に小幅反落。

ドル円153円台後半、米金利先高観強く一時154円乗せ (11/12午前)

ドル円153円台後半、米金利先高観強く一時154円乗せ

12日午前の東京市場でドル円は上昇後に反落。朝方、153.65レベルで取引の始まったドル円は、序盤153.47まで値を下げたものの、祝日明けの時間外の米長期金利が高寄りすると急反発に転じ、ほぼ一方向に上昇、11時過ぎには高値154.06をつけました。しかし154円台の売りは強く、押し戻され、東京時間正午現在は153.80での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇した流れを受け、序盤から堅調に推移。情報技術系銘柄を除くほぼ全業種で上げて、上げ幅は一時300円を超えました。その後は利食い売り等に圧され、214円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米国がベテランズデーの祝日で為替、債券等の市場が休場の中、ドル円は東京時間の堅調地合いを維持。トランプ政権移行後のインフレ再加速懸念と金利先高観等に米国時間にかけ153.95まで上値を伸ばし、153.73でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、主要テクニカルポイントの上で推移、強いドル買い地合いが続いています。連休明けの米国勢の動向次第では、11/7高値154.71を試す流れになることも考えられ、海外時間の動向を要注視です。

ドル円153円台後半、米金利先高観強く一時154円乗せ

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